VirtualBox上のWindowsでのAVD
メインマシンがMac miniに代わって快適に作業ができているのだけど、予想通りひとつだけ困ったのがWindows環境での確認。仕事柄、どうしてもWindowsで確認しないといけないことがある。まあ、古いWindowsマシンをえっちらおっちら起動すればいいのだけど、やはりめんどくさい。そこで、母艦のMac miniのVirtualBox上にWindows10をインストールして利用することにしてみた。Boot Campは基本使いたくない。
ほとんどは、この仮想Windows上で問題ないのだが、ひとつ問題なのがAndorid開発でのAVD。AVDは高速化のためにHAXMを利用するが、このHAXMがそもそも仮想化技術を利用したものなので、VirtualBox上のWindowsでは、仮想化の入れ子構造となってしまい、これがサポートされていなかった。
ところが、VirtualBoxの6.1でこのNested Virtualizationがサポートされて、HAXMが利用できるようになった!
実際、今まででは、HAXMのインストールすらできなかったのが、Nested Virtualizationをオンにすると、ちゃんとインストールできた。
また、VirtualCheckerでチェックしてみても、ちゃんとEnabledになっている。以前はUnsupportedだったのに。
ところが、無事、HAXMをインストールできたのに、AVDが起動しない。エラーメッセージは以下の通り。
Emulator: vcpu run failed for vcpu 0
やはり無理か。
ということで、Androidの検証には、しばらく以前の母艦である古いWindowsマシンに頼ることになりそうだ。