Composerで環境チェックを無視

現在開発中のPHPシステムの開発環境を別のMacに作ろうとしたときに、composerコマンドで少し困った問題が発生。
システム自体はMac上でコーディングしているが、それが実際に動作しているのはVagrantで構築したLinux仮想環境。もちろん、Mac上のプロジェクトフォルダと仮想環境のドキュメントルートは同期してある。実際にシステムが動作するのがLinux仮想環境なので、PHPのバージョンなどは仮想環境の方だけ注意していれば問題ない。
はずだったのだが、Mac上のプロジェクトフォルダでcomposer installコマンドを実行するとエラーが発生する。

your PHP version (5.6.30) does not satisfy that requirement.

そう。
Mac内にはあらかじめ5系の古いPHPが入ってしまっているのだ。composerがそっちを認識してしまう。もちろん、Linux仮想環境の方からcomposerコマンドを実行すればうまくいくのだろうが、何かいい方法はないものだろうかと調べたら、オプションがあった。

composer --ignore-platform-reqs install

Macの環境の方を無視してくれる。