DreamweaverよりAptana
MacでPleiades All in One Eclipse - Archit!!の続きのような内容。Macでも仕事ができるように、のHTML作成編。
単なるHTMLはDreamweaverで作成するのが普通。ところが、有償ソフトなのでWin版とMac版の両方をそろえるというのは現状資金的に難しい。そこで、白羽の矢をたてたのがAptana Studio。使い勝手はどうなのだろうとWinにインストールして使ってみた。
といっても、Aptana StudioはEclipseの改造品なので、そもそもの使い勝手はEclipseそのものだから慣れている。さらに、DreamweaverでさえもWYSIWYGで作成せずにタグ打ちをしているのだから、WYSIWYG作成ができないことはそれほどデメリットになっていないし、Dreamweaverのデザインビューでいじってタグインデントをぐちゃぐちゃにされるような心配もない。むしろ、実際のブラウザでの見え方が同一アプリ内で確認できるのはメリットといえる。
さらに、Subversionとの連携などはそもそもがEclipseなだけに、Dreamweaverよりは使いやすい。FTPによるアップロードもやりやすい。
もっと言うなら、JavaScriptなどプログラム部分の作成は、これももともとがEclipseなだけにはるかにやりやすい。
結論としてはかなり使えることがわかったので、メインとして使っていってもいいのかもしれない。
ただ、大きなデメリットがある。それは、テンプレート機能。Dreamweaverのテンプレートやライブラリ機能は大きな優位点だと思う。ナビやヘッダ、フッタなどの共通部分というのはテンプレートとした方が、当たり前だが楽だ。ひょっとしたら、Aptanaもプラグインがあるのかもしれないが、少し調べたが出てこなかった。ご存知の方は一報いただけるとありがたい。
さらに、タグ打ちで作成するとはいえ、プレビュー画面の部品をクリックするとその部分のタグにカーソルが移動する、あるいは、その逆で、タグを選択するとプレビュー画面でその部分を表示してくれるという機能もあると便利だ。これもプラグインなどがあるかもしれない。
これらのプラグインが存在するなら、もはやDreamweaverはいらないといえる。